ロンドンしゃくなげ会

ロンドンしゃくなげ会とは、英国在住の福島県に所縁のある人々の構成されており、故郷との絆、人と人との絆を大事にしているとても暖かい会です。定期的に会を開いておりますので、参加希望の方は、ぜひ、ご連絡ください。

2018年のできごと ダイジェスト<後編>

2018年後編、2018年7月〜12月の活動やできごとについてのご報告です。


<7月その1>

15日、ドイツのデュッセルドルフにて、英国、ドイツ、フランス、オランダの欧州4カ国県人会サミットが開催されました。



<7月その2>

東京五輪・パラリンピックでの「復興ありがとう ホストタウン」に選ばれている本宮市は、協議を終えた英国の代表選手や大会関係者たちに、英国庭園などを訪れてもらい市民と交流する機会を設けたいと構想し、その一環で、7月23日から5日間、本宮市の高松市長を団長とする英国訪問団がロンドンを訪問しました。

24日 

■訪問団はケンジントン&チェルシー王立区のロッシ区長とともに本宮市の英国庭園と王立区の福島庭園の姉妹庭園協定を元に更なる市民レベルでの交流促進を確認しあいました。


25日

■訪問団に参加した福島県の中学生らがロンドン大学(UCL)を訪問し、福島出身の大沼教授が「勇気を持って海外に出て世界で活躍して欲しい」とエールを送りました。また、夜には、本宮市主催の交流夕食会が開催され、現地の子供たち20人を含む日英国の関係者約100人が出席し、様々な交流を行いました。









<9月>

9月30日、日本の文化や産物を紹介するロンドン最大規模の催し、ジャパン祭りが開催され、例年同様、2018年もロンドンしゃくなげ会は福島県の農産物などを販売し、おいしさと食の安全をアピールしました。


<10月〜11月>

11月4日の英国庭園1周年を前に10月26日、満山会長が英国庭園を訪問し、想いを語りました。



<11月>

英国、オランダ、ドイツ、フランスの4カ国の県人会は、11月28,29日の2日間ベルギーブリュッセルでの在ベルギー大使館で開催された天皇陛下の誕生日レセプションで参加者に県産日本酒や郷土料理を振舞いました。


2018年のできごと ダイジェスト<前編>

2018年1月のロンドンしゃくなげ会の大沼教授の外務大臣表彰記事以降、
ウェブサイトへの投稿を中断しておりましたので、その後のできごとを少しづつ更新いたします。

2018年の主なできごとや活動は、ダイジェスト版として、前編・後編にわけてシェアさせていただき、
その後、2019年のできごとを報告させていただきたいと思います。
まずは、2018年前編(2018年1月〜6月)のご報告です。

<1月>
1月26日にロンドン市内で新年会を開催。その様子は福島民報にも掲載されました!

<3月>
3月22日~26日には、内堀福島知事が県産品の風評払拭や販路開拓などのために
ロンドンとパリを訪問しました。
3月22日
■知事は、東日本大震災と福島第一原発事故からの復興を願って建設された日本庭園「福島庭園」を管理しているケンジントン&チェルシー王立区のロッシー区長と懇談し、復興支援への感謝や一層の交流を誓うとともに庭園の表示プレートを寄贈しました。また区長に本宮市が製作した英国庭園アルバムをプレゼントしました。またその後、マークフィールドアジア太平洋担当相とも懇談し、7年間の支援に感謝を伝えるとともに、県産のモモのドライフルーツをプレゼントしたとのことです。

■在英日本大使館で「福島フードプライド。ナイトinロンドン」が開催され、知事は約200人の政府や企業の関係者らに福島の現状の説明とともに、県産農産物や日本酒の魅力をアピールし、ロンドンしゃくなげ会の満山会長が乾杯の音頭を取られました。

■県産米の販路拡大について合意が取られました。

https://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2018/03/post_15943.html

3月23日

■フランス政府関係者を訪問。パリ市内のレストランでは、県産食材の試食会を開催。

3月24日

■一日1万人以上が訪れるパリ市内の大型ショッピングモールにて「福島フードプライド。inパリ」を開催。(NHK写真)

また、英国、フランス、ドイツ、オランダの県人会がパリに集結し、知事を迎えて夕食会が開催されました。当日に行われたパリでの福島プライドの経験を踏まえ、今後欧州各国でのイベントの打ち合わせも実施され、今後も欧州県人会でっ協力して福島を盛り立てることを誓い合いました。

<5月>

5月中旬、ロンドンしゃくなげ会満山会長は本宮市の英国庭園や、福島県庁を訪問し、内堀知事とともに県産品の振興を誓い合いました。



2018年のできごと ダイジェスト<後編>に続く

 


国会議事堂での酒イベント/ Sake event at the Houses of Parliament


 福島県の復興状況を発信し、地元の日本酒を紹介するイベントが10月17日に国会議事堂で行われました。日本大使館や県関係者、英側からは英日議員連盟(会長・ロジャー・ゴッドシフ下院議員)の議員らが参加し、各メディアにも取り上げられました。

To promote the revival of Fukushima Prefecture, an event introducing locally produced sake was held at
the houses of parliament on October 17 th . Representatives from the Japanese embassy, Fukushima
prefecture and, from the British side, members of the English-Japanese parliamentarian’s association
(Chairman Rodger Godsiff MP) participated. The event was picked up by various news outlets.


毎日新聞
日経新聞
時事新聞
日テレニュース24

UCL大沼教授の福島講演会/ Prof.Onuma’s lecture in Fukushima


 英国ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)のマイケル・アーサー学長と、しゃくなげ会の大沼信一教授を招いた講演会は28日、福島市の民報ビルで開かれ、関係者約40人が参加しました。
大沼教授は初代総理大臣の伊藤博文ら近代日本の礎を築いた人物の多くがUCLで学んだ歴史を紹介した上で、現代の日本は海外留学者が減り「ガラパゴス化」が進んでいると指摘。「人材育成の観点から、UCLは質の高い教育を提供できる。ぜひ福島県の高校生の留学生を増やしたい」と話し、意欲のある若者を支援する枠組みの構築を呼び掛けました。

福島民報の記事はこちらダウンロード

A lecture was held in Fukushima City’s Minpo Building by UCL’s university president Michael
Arthur and the Fukushima Association in London’s Professor Shinichi Onuma on the 28 th , and
attended by around 40 people.
Professor Onuma, after introducing the history of many people that built the foundations of
modern Japan, such as Hirobumi Ito the first Prime Minister of Japan that studied at UCL,
pointed out the number of students studying abroad is decreasing and “Galapagosatization” is
proceeding. He called for the construction of a framework that supports motivated young
people, saying that “From perspective of human resource development, UCL can provide a
high-quality education. I would definitely want to increase the number of high school
international students from Fukushima”.

Read the full Fukushima Minpo article here
(Japanese language only)