ロンドンしゃくなげ会

ロンドンしゃくなげ会とは、英国在住の福島県に所縁のある人々の構成されており、故郷との絆、人と人との絆を大事にしているとても暖かい会です。定期的に会を開いておりますので、参加希望の方は、ぜひ、ご連絡ください。

起き上がりこぼし展@ハイパージャパン

7月25日(月)イギリス、ロンドンのアールズコートにて、日本文化を伝えるイギリス最大級のイベント、HYPER JAPANの初日が始まり、在英福島県人会による、起き上がりこぼしの展示会も当会場にて行われました。

  

起き上がりこぼしの絵付けに参加された、Mayaさん(21)は「日本には行ったことはないけれど、少しでも寄付をしたいと思い、起き上がりこぼしの絵付けを娘としました。起き上がりこぼしの由来も聞く事ができ、被災地の皆さんのネバー•ギブアップの精神に少しでも力になればと思います」と話してくれました。

 

London在住の大学生の、Amarさん(20)、Diyaさん(21)は、「たまたま起き上がりこぼしのブースの前を通りかかり、絵付けをしようと思いました。福島の伝統工芸の起き上がりこぼしに絵付けして、その募金を福島にHYPER JAPANのイベントにも、このようなブースがあると皆が被災地の事を忘れず、イギリスの地から福島への想いを届ける事ができるなんて、私たち自身も嬉しいです」と、福島への想いをこめて絵付けをしてくれました。

 

同日12時から始まった、起き上がりこぼしのブースには、100名を超す方々がこの起き上がりこぼしに絵付けをしてくださり、数時間後には100体の起き上がりこぼし(1体2ポンド)が完売し、ドネーションも含めて、約300ポンド(約6万円)の寄付が集まりました。

 

在英福島県人会の満山喜郎会長は、「こんなにたくさんの方が起き上がりこぼしの絵付けをしてくれるとは思わず、嬉しい限りです。絵付けをしてくれた子供達に福島の話をする度、親子で熱心に話しを聞いてくれ、また絵付けをしなくても福島の為にと寄付をしてくれる方々もいて、皆が福島を想ってくれる姿に感動しました。」と話していました。

 

林景一駐英全権特命大使は、「国会議事堂イベントに引き続き、HYPER JAPANにおいても、こんなにも予想外のたくさんの外国人の方々が絵付けに参加してくれて、起き上がりこぼしの反響の大きさに驚いています。」と笑顔で応えてくださいました。

 

 

HYPER JAPANは、7月25日(金)〜27日(日)の3日間で、8万人以上の人手を見込んでいます。